鮪は新参者?
今でこそ確固たる地位を確立した鮪。
だかそんな鮪の代表格の大トロは、
脂身が多すぎて庶民に受け入れられず、
以前は捨てられていたと。
なんともったいない。。。
冷蔵技術も発達していない時代は、
鮪は下魚として扱われ、
赤みの部分のみを食していたと。
当時の鮪は釣り上げても
食べるまでに時間がかかり、
さらに冷やす氷は貴重で
低温維持ができずすぐに痛むことから
鮪は下魚として扱われていた。
また、脂身の多い大トロは漬けにしても
醤油が馴染まず腐敗も早かったとか。
鎌倉時代には、鮪を「宍魚」と書いて
「シビ」と読んでいたそうで、
「宍」という漢字は「獣の肉」を意味し、
鮪の赤身が獣の肉に似ていることから
「シビ」付けられたようです。
そんな鮪はここ50年で大きく変化し、
冷蔵技術も発達した今の時代では、
大トロは一気に高級部位の仲間入りに。
大トロは寿司ネタの中では
新参者の立ち位置ですが、
今ではお寿司では欠かせない1貫になった。
ではまた(^^♪
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