蛍烏賊(ホタルイカ)って?
春に旬を迎えるホタルイカ。
3月1日がホタルイカの解禁日とあって、
ホタルイカが市場に出回ると、
春の訪れを感じます。
おつまみにもってこいのホタルイカですが、
その生態は面白いことが多かった。
ホタルイカの寿命は1年程度で、
春先に孵化し、翌年に産卵して
その一生を終えると言われている。
水深200〜700mに生息し、
春の産卵期になると富山湾に集まる。
卵は1度に数千個から1万個を産み、
約2週間で孵化する。
産卵のために浮上したホタルイカが
波打ち際に大量に打ち上げられることを、
「ホタルイカの身投げ」と呼ぶ。
雄は交接を終えると先に死んでしまうため、
身投げされたホタルイカのほとんどは雌。
ホタルイカの漁獲量No.1は兵庫県。
ホタルイカの産地で有名なのは
「富山県」とよく聞きますが、
漁獲量は兵庫県に次いで、
富山県となります。
なぜか?
漁獲の仕方に大きな違いがあるから。
兵庫県は、底引き網。
富山県は、定置網。
簡単に言うと、
海の底からザバーッと取る底引き網か、
仕掛けをした網から取る定置網か、の違い。
また、
ホタルイカで有名なのは、
体が青く光ることですね。
青く光るのは、
「外敵から身を守るため」。
あの小さな体には
約1000個の発光器があり、
それら光をうまく利用して
生き延びている生き物なんです。
名前の由来は、
動物学者の渡瀬庄三郎博士が
富山県を訪れた際、
蛍のように光るイカを見て命名。
それまでは、
コイカやマツイカと呼ばれていたとか。
最後に。
普段、ホタルイカはボイルしたものを
食べることがほとんどだと思いますが、
生で食すこともできるそうで、
一度は食べてみたいものだ。
※寄生虫がいるので気をつけること。
ではまた(^^♪
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